自烈亭 ゝ助 じれってい ちょんすけ 何逸亭 やん泥 なにいってい やんでい
この度めでたく会長職に復帰。大丈夫?との声もあるが、天狗連の会合の時間は覚えていない、場所は他所へ行ってしまう、議題に関しては全く把握していない、よかった少しも変わっていない、もとどおりの会長だ。9時を過ぎ眠くなって帰っていく、皆の暖かい視線を背に受けて。 東京の寄席における席亭の権限は大したもので、時には真打ち(トリ)への昇進者を左右するという、一方わがトム寄席の席亭は、「若手にトリを取らしてやりたいと思ってもね、とても口出しなんかできないよ」
髪家 三代 かみや さんだい 成田家 紫蝶 なりたや しちょう
花嫁の父になる。「披露宴、何着よう?エッ黒のタキシード?地味だなあ、ピンクとか紫じゃまずいかなあ。それより出席する娘の友達が結構可愛らしくてね。イッキとか王様ゲームとかやっちゃおうかなあ。」どうもケッコンと合コンを混同している様だ。 今や、押しも押されもせぬ幹部職員へと昇りつめた。「でもね責任とストレスは年々重くなるからね、胃は痛いし頭痛にめまい、歳も歳だし血圧、血糖、コレステロール、とにかく健康管理には人一倍気を使っているよ」大変だなあ、幹部になって患部が増えた。
槍太家 一撥 やりたや いっぱつ 成田家 虚生 なりたや きゃしょう
美しく粋に枯れていきたいと願う彼。若気の至りで付けた煩悩の固まりのような名前も、目下改名を検討中。「この名前じゃマスコミも取り上げてくれないしね」。それが名前のせいだけでないことに早く気づいてほしい。新芸名大募集中! 市電漫遊記でテレビに取り上げられて一躍地元のスターになった虚生。昔の仲間から激励の電話がひっきりなし。でも悲しいかな男子校ゆえにおじさんばっかり。年齢は問いません、女子のファン求む。
弾家 六区 はずみや ろっく 小呂比家 念挫 ころびや ねんざ
六区さんの地元・御津町が豊川市と合併することになった。「どうするだん、ワシもついにシティ・ボーイの仲間入りだぞん、きぇ〜っ!(意味不明)」と騒いでいるが、少なくとも「ボーイ」にはなれないと誰か教えてあげてほしい。 犬小屋を作ろうとして木の枝に額をぶつけ、毛がない所に怪我をした。ゴルバチョフ風の傷がついた「ゴルビ家念挫」さん、帽子をかぶると愛犬が吠える。試しに脱いだら甘えた鳴き声。どうやらご主人を頭で鑑別しているらしい。
何駄亭 騒貫 なにいってい そうかん 迷亭 マウス まいてい まうす
「最近の僕達のネタって、富安の頭と僕の身長というパターンで笑いをとるでしょ。もう慣れたから気にならないけど、困るんだ家へ帰ってから子供達に、チビ!なんて言われたりして、でもそこでしか受けないし、世の中厳しい、背がない渡世だなあ。 求道者の彼は、より一層強力な毛生え薬を求めて、ギター片手に全国行脚という不毛な努力を続けているので、今回は欠席。
白墨亭 長久 はくぼくてい ちょうく 駒久家 南朝 こまくや なんちょう
最近ヘッドハンティングされ(本人談)まだ厨房内で落語を稽古するベストポジションが見つからないため、今回は欠席。 「笑いにより癌への免疫細胞、免疫グロブリン、除痛物質が上昇するっていう研究結果が報告されているのです、つまり落語は医療行為と言える訳。」じゃあ南朝さんの落語でもいろんな数値測定すれば。」「冗談じゃない全部下がって、医療ミスで訴えられたらどうするの。」
長々亭 馬笑 ながながてい ばしょう 福々亭 のゝ字 ふくふくてい ののじ
俳句の会では難しい言葉を使って会長(ゝ助)を毎回激怒させています。「会長のボケ防止」のためと本人は弁明するが、会長の血圧の事も考えてね。 花のお江戸で華々しく転職を続けている。それも大企業の事務職ばかり。面接官から「あなたの福々しい顔が良い」と言われたのをきっかけにダイエットを辞めた。
鶴橋 減滅渡 つるはし へるめっと 微笑亭 さん太 ほほえみてい さんた
若い女の子から騒がれているウワサがあるらしいが、本人はまったく身に覚えがない。それもそのはず、さん太の落語に毎回登場する「鶴橋ヘル吉」が一人歩きしているのだ。携帯ストラップを売り出そうという案まで出ているそうだ。 落語作家としての活動も好調、毎日全国どこかで彼の創作落語が口演されている。ただ落語には著作権ってものはない訳で、彼の作品を誰が何処で演じているのか分からない。雑誌やインターネットで調べているとか、落語を創作したうえで、捜索までしている。
那古家 攻 なごや こう 弾家 喜苦 はずみや きっく
夜な夜な開かれる天狗連の会合、仕事帰りに直接参加することの多い彼は、いつもスーツにネクタイ姿で現れる。ジャージや甚平でビール飲んでいる連中の中で彼のネクタイ姿は実に凛々しく、真面目な芸風までも彷彿させる。そう「健全なる精神は、健全なるネクタイに宿る」のだ。 着物を新調し、両日ともに落語出演の意志をアピール。「似合うよ、袴も履いたら?」。「いいねえ、傘も持ってみて」と幹部達にノせられ、気がつけば太神楽の稽古をしていた。願いとは裏腹に所定の位置が体に馴染む彼である。
橘亭 郵便箱 きってい ぽすと 夢見亭 初音 ゆめみてい はつね
仕事場でポジションが上がったらしい。オフでは彼女ともウマクいってるらしい。順風満帆な人生で唯一ままならないのは、天狗連ではどんなに実力をつけてもトリがとれないこと。ま、果報は寝て待てということもあるから頑張って。 野良猫減らしのボランティアで人の輪が広がった。「八百屋さんが魚を、魚屋さんが漬物をくれたりするのよ」??とうとうきたか、と思ったが事実らしい。真面目な顔で冗談を言う初音さん。冗談に見えても彼女の踊りは真剣だ。
咲多家 つぼみ さきたや つぼみ 弾家 呈茶 はずみや てぃーちゃ
「冗談じゃありません、私が毎年ビール片手に場内アナウンスやっているって、えっ?手が震えているですって、そりゃ緊張で震えるのよ、誰?毎年このふざけた文章書いている奴は!責任者出て来〜い」今年もやっぱり素直じゃない。 お芝居、歌舞伎、落語・・・いずれも一流の舞台しか見ない「観劇セレブ」の彼女。「いい物ばかり見ていると目が肥えて、二流、三流の物はすぐに分かっちゃうのよね〜」・・・月例寄席の日、必ず寄席終了後の打ち上げから顔を出す彼女の真意が垣間見える言葉である。
夢見亭 鈴音 ゆめみてい すずね 白紅亭 和音 はっこうてい わいん
趣味の二胡にそそぐ情熱にはすさまじいものがあります。今年もロビーでその情熱を披露いたします。そしてそのついでに天狗連の小市民寄席にも出て下さるそうです。寄席踊りに手を貸してくれてありがとう。 仕事に追われ、寄席の前は台本書きや踊りの振り付けに追われる。DVDを借りれば返却日に追われ、HPを立ち上げれば更新に追われる。追われて楽しいのは恋愛くらいね、と浮いた話のかけらもない現実に夢を追う彼女である。
池乃家 紅笛 いけのや ぐっぴー 望々亭 みるく もうもうてい みるく
「紅笛は人間ができてるね〜」と言われたら、本当にお腹の中に人間ができていた。一応出産しておくらしいので、今回は欠席。 高座回数も増え、念願の大須演芸場にも出演を果たした彼女。芸は伸び盛りの成長期を迎えたが、身長は伸び悩みのまま成長期を終えた。「自分を見失わないように稽古に励みます」と言うが、人混みではよく人に見失われている。
成田家 半玉 なりたや はんぎょく 弾家 チー坊 はずみや ちーぼう
「結婚したーーい」と日夜叫んでいる彼女。花嫁修業に専念しているというのでこっそり覗いてみたら、エプロン姿で皿回ししてました。うーーん、何かが違うんだよね。そんな天然ちゃうんですけど、マジで花婿募集中。 人妻である彼女には、家事が最優先。「主婦」という天職に巡り会い、家事場の馬鹿力を発揮しているので、今回は欠席。
としなり としなり
「今度こそ抜けられると思ってたんだけど、一旦足を踏み入れてしまうと、なかなか堅気には戻れないもんだな・・・」これは彼の楽屋での独り言であって、決してその筋の方が足を洗おうとしているのではない。大正琴の先生という肩書きを隠し、今年もお馬鹿バンドで舞台に立つ。
顔張亭 織感 がんばってい おるかん スタミナカンパニー すたみなかんぱにー
自転車亭 チャーリー ちゃりてい ちゃーりー 愛志亭 蝶夜 あいしてい ちょうよ
豊 坊 とよぼう とし坊 としぼう

 写真家  けんちゃん