自烈亭 ゝ助 じれってい ちょんすけ 何逸亭 やん泥 なにいってい やんでい
突然の休養宣言に一同騒然。「歳のせいか物忘れがひどくて、ネタも中々覚えられなくてね。皆に迷惑かける前に潔く。」そうですか、それじゃ仕方ないですね。1日も早く休養宣言した事を忘れていただきたいものです。 ゝ助休養に伴い、会長代行に就任。「責任重大、激務だからねえ。体調管理には充分気を付け粉骨砕身頑張るよ。」もっとも天狗連の会長職、飲み会の最初に「カンパーイ」と音頭を取る体力さえあれば誰にでもできる。
髪家 三代 かみや さんだい 成田家 紫蝶 なりたや しちょう
昨年の入院から見事復帰。旅行、落語、お酒と元気一杯。「病気をして分かったけど、こうして美味しくお酒をいただく度に健康の有り難さをしみじみ感じるね。」毎晩しみじみ感じた結果、入院前より酒量が増えてしまった。 退職後はね、この容姿と口癖の良さを活かして銀幕デビューを考えているんだ。芸名「役所洋二」、記念すべき初回主演作は、共演が黒木瞳、豊橋市民への不倫行為を描いた問題作「ちくわ食えん(失楽園)」
槍太家 一撥 やりたや いっぱつ 成田家 虚生 なりたや きゃしょう
男は少し枯れてきたくらいがアンニュイの語る彼。「淡々と、何事もなく生かされているって感じ。覚えたり考えたりするのも面倒くさいしね。」それはただ老人ボケの領域に入っただけ、と誰か教えてあげてほしい。 最近ではすっかりお年頃になった2人のお嬢さんから相手にされないと寂しそう。家の中ではカミさんと娘たちに気を遣い小さくなっているらしい。その反動で天狗連では益々態度が大きくなり、高座の衣装も派手になる。
弾家 六区 はずみや ろっく 小呂比家 念挫 ころびや ねんざ
プラズマテレビを購入した六区邸。帰宅して、初めてテレビとご対面したロックさん「おおっ、これがオーロラビジョンか」とつぶやいたとか。その大画面でロック&酎の芸を見るのだから家族の勇気と忍耐は賞賛に値いする。 「最近、歳のせいか目が霞んで刀の刃先が良く見えないし、腰が痛くて傘回しが辛いんだ、台詞もよくかむし。(これは昔から)」念挫さんって頭皮の割に歳は若いって思っていたんだけど、近年頭皮に歳が追い付いて来た。
何駄亭 騒貫 なにいってい そうかん 迷亭 マウス まいてい まうす
「今年はね本名の小原を使ったギャグで爆笑を取ろうと思うんだ。『タハラのオハラでーす』ってのはどう?」「はあ?」「だからさ、僕の住まいが田原でしょ。」思わず“オハライバコ”って駄洒落を思い付いてしまった。 先日声が出なくなって歌手生命危うし!と、天狗連の名医南朝さんの病院を訪れた。「おかげですっかり美声になっちゃって、ソプラノまで出ちゃうよ」とにっこにこ。喉だけじゃなくて舌もよく回るようになったらしい。
白墨亭 長久 はくぼくてい ちょうく 駒久家 南朝 こまくや なんちょう
話題のお店「でんでん」の料理長に就任。現場の責任者として料理の事、スタッフの事と今までにない苦労があるという。そんな彼の今一番の悩みは、閉店時間を過ぎても、おでん一皿で管を巻いている天狗連メンバーである。 大人の趣味とかで自転車に凝っているらしい。「蒲郡から豊橋なら楽勝ですよ、今日は雨なので車で来ましたけど。」「今日は向かい風なんで。」「今日は肩凝りで。」「今日は母の命日で。」まだ彼の雄姿を誰も見ていない。
長々亭 馬笑 ながながてい ばしょう 福々亭 のゝ字 ふくふくてい ののじ
お料理の腕前はプロ顔負けです。カルパッチョ・キッシュ・クリームブリュレなんて舌を噛みそうなメニューだってお手のもの。亭主無口でシュフがいい。天狗連女性陣のあこがれの的。 姪の結婚式により美しい姿で写真に納まろうと馬笑さんの手料理を控えてダイエットに挑戦したのゝ字さん。ダイエットは成功したが、式前日に転んで顔が腫れたの。のゝ字転んでフグとなす。
鶴橋 減滅渡 つるはし へるめっと 微笑亭 さん太 ほほえみてい さんた
昨年の落語の高座数がなんと99席、もはや素人の域を超えている。持ちネタも多いし、着物はピンクだし、かといって玄人という訳ではない。「減ちゃんって、シロウトなのクロウトなの?」「わいはグレイトや。」 落語作家としてネタを生み出すには相当の苦労があるらしい。「作品は我が子のようなものです。東京での評価も心配ですし。」独身男の身の上で、産みの苦しみに加え、子を持つ親の苦労まで背負い込んだ。
那古家 攻 なごや こう 弾家 喜苦 はずみや きっく
仕事柄メンバーの着物の注文をよく受ける。実に仕事熱心な彼「紫蝶さん粋な縞どうですか。」「減滅渡さんもっと派手な羽織作りましょう。」「三代さんこの帯あうと思いますよ。」「虚生さん鯔背なスパンコールありますよ。」 地元紙、テレビで紹介され上機嫌。幹部からは「注目されるよ。プレッシャーかからないように逃げ道作ったから。」と優しい言葉。が、それは半玉との太神楽の事だった。「傘より独楽より扱いにくい相方って、逃げ道じゃない、罠だ。!」
橘亭 郵便箱 きってい ぽすと 夢見亭 初音 ゆめみてい はつね
去年の小市民寄席では好評を得たポスト君。すっかり天狗になった彼は同年代の半玉・喜苦は見向きもせず、先輩のお歴々にタメ口をきく。そのうち「妾馬」なんかのトリネタもやるんじゃないかと・・・えっ!もうやってんの? 毎日が仕事と、野良猫減らしのボランティアで瞬く前に過ぎていく、常にビジー状態の彼女。「きっと今年も踊りの稽古時間が足りないのでしょうね」と言う彼女に、「稽古しても同じだ」とは口が裂けても言えない。
咲多家 つぼみ さきたや つぼみ 弾家 呈茶 はずみや てぃーちゃ
「私がビール片手にアナウンスしてるって書いた人いるけど失礼ね、今年はウーロン茶にしますから、酔ってなんかいないからね!」って3分前までビール飲んでりゃ、アルコールの血中濃度は変わらない。 天狗連の句会のホームページでレポを書いてます。おじさんたちがネットに疎いことをいいことにズバリ書きたい放題。「普段あまりしゃべらないのにこんなこと考えてるの?」陰ではネットの細木数子と呼ばれている。
夢見亭 鈴音 ゆめみてい すずね 白紅亭 和音 はっこうてい わいん
初めて旅した中国で20歳の美青年マッサージ師に胸キュン。こんな時のために中国語を勉強してたのに緊張したって名前と歳を聞きだすのが精一杯。それでも自分の年齢を15歳もサバ読むことは忘れなかったそうだ。 ライター、講師、役者、店の経営に主婦。ワラジの履きすぎで身動きがとれない。「今年は漫才も2本。みるくちゃんネタどうしよう?」「え〜?私はピンクハウス着るよ!」衣装のことしか考えてない相方まで果たして背負えるのか。
池乃家 紅笛 いけのや ぐっぴー 望々亭 みるく もうもうてい みるく
元気が取り柄だったのに健康診断にひっかかり自分も中高年時代か、と痛感した彼女。「毒出しのデトックスと岩盤浴がお勧め!他のメンバーは毒を抜くと何も残りませんね〜」毒舌はデトックスでも抜けないようだ。 昨年、月例寄席での高座デビューを飾ってから、次々と入る落語の依頼で忙しいみるくちゃん。「やっぱり若い女の子が来るとお客さんが喜ぶのよね〜」と勘違いしているが、お客さん達は「小さいのに偉いね」と思っているらしい。
成田家 半玉 なりたや はんぎょく 弾家 チー坊 はずみや ちーぼう
無事中国から帰ってきた半玉。帰国初の仕事は豊橋のマスコット・トヨッキーの着ぐるみ姿で、市制百周年をPR。海の女王という華やかな過去があるだけに崖っぷち感が漂う。今は歯科受付でナース服。どうもコスプレづいている。 今年も寄席には出られないの?家にばかりいたら老けちゃうわよ。ほら天狗連の女性陣を御覧なさい。みんな・・・パンフレットの顔が若返ってるでしょ。
顔張亭 織感 がんばってい おるかん スタミナカンパニー すたみなかんぱにー
自転車亭 チャーリー ちゃりてい ちゃーりー 愛志亭 蝶夜 あいしてい ちょうよ
豊 坊 とよぼう とし坊 としぼう

 写真家  けんちゃん