成田家 紫蝶 なりたや しちょう 成田家 虚生 なりたや きょしょう
宝塚好きの彼は、昨今の宝塚の問題に心を痛めている。「やはり劇団も天狗連も、トップスターがしっかりしてないといけないよね」年齢も人気も実力も、名実ともにトップスターとなった彼には、スミレの花は似合っても、ハスの花の上はまだまだ先である。 小市民寄席のポスター、パンフレットなどを一手に引き受けている三河弁落語の雄。数多くのスポンサーから広告を沢山取っている彼だが「たまには虚生さんの本格的な古典落語を聞かせておくれん」とスポンサー様から言われたらどうしようと、ビクビクしている。
弾家 六区 はずみや ろっく 小呂比家 念挫 ころびや ねんざ
新春の「天狗連名人会」に一人コントで出演。舞台狭しと歌い踊り、舞台上で酸素吸入を受けなければいけない事態に。その反省(?)からか、今回は迷亭マウスと組んでの音楽漫談に挑戦。とにかく稽古が忙しくて女装をしている暇がないとの事・・意味不明。 太神楽の第一人者」にも悩みはある。『最近舞台での失敗が多いと思ったら、目が悪くなってたんだよね』皿を回さず目を回していた彼も、白内障の手術を受けて視界はスッキリ、舞台での失敗は増えた・・どうやら問題は【目】ではなく【体力】だったようだ。
何逸亭 長久 なにいってい ちょうく 駒久家 南朝 こまくや なんちょう
以前は厨房で包丁を握っているか、高座で扇子を握っているかの二択だった料理人の彼。ここ最近、思ったように高座に上がれぬ日々を過ごしている。『まだ小市民寄席のトリを諦めてないからね・・第八十回の』天狗連メンバーは生きているだろうか? 腕利きの耳鼻科医として知られる彼。蒲郡にある『つげ耳鼻咽喉科』には連日、まるで小市民寄席の開場前と見紛うような長蛇の列。特に花粉症の時期は多忙を極めるようで『スギ花粉が金粉に見える』などと嘯いている事は、内緒にしておいていただきたい。
鶴橋 減滅渡 つるはし へるめっと 微笑亭 さん太 ほほえみてい さんた
舞台の裏方が本業であり、小市民寄席では舞台監督も務める彼。持ち時間の厳守にはうるさく、少しでも持ち時間をオーバーするとチェックが入る。そして押す事なく時間通りに寄席が進行していくと『ホンマに守ってどないすんねん』・・って、どっちやねん。 ライフワークともなっている東三河広域連合での出前講座を行っている彼。さらに今年度から豊橋で新たに特殊詐欺防止の防犯講座も手がけるとの事で、もういつでも詐欺師になれる準備は万端である。・・おいおい!
那古家 攻 なごや こう 弾家 喜苦 はずみや きっく
岡山県在住の彼は、日頃セレブな奥様方に高価な着物を売りつけ・・いや、素敵なお着物を提供している。「小市民の時には、豊橋に落語やりに来てよ」「はい、行きます!」という事で出演決定。どうやら彼には【社交辞令】というものは適用しないらしい。 営業で呼ばれると、落語と太神楽の両方を披露する事が多い彼だが、太神楽の盛り上がりに比べ、落語のウケが今ひとつ。そこで落語の途中に太神楽を取り入れたところ、太神楽の部分だけが盛り上がってしまい、根本的な解決には至らなかったようである。
橘亭 郵便箱 きってい ぽすと 六ツ家 千艘 りつくや せんそう
郵便料金の値上げに心を痛める日本郵便社員の彼。「もっと皆さんにハガキや封書を使ってもらいたいんですよね」そう語る彼は、どさくさ紛れにお小遣いの値上げを申請したが、奥さんに即却下されたとの事。ちなみにお小遣いは現金書留で送られてくるらしい。 昨年『社会人落語日本一決定戦』で見事三位に入賞し、仕事でも落語でも順調にキャリアアップを続けている【偽ディーン・フジオカ】心配された転勤も回避され、暫く豊橋にいる事を知った天狗連幹部一同が小さく舌打ちをした事を、彼は気づいていない・・
湖畔亭彦西 こはんてい ひこさい 分笑亭 云々 ぶんしょうてい うんぬん
コロナ期間中、リモートでプロの落語家から噺を教わっていたという彼。その投資金額は数万円にも及んだと聞くが、そこまでして『天狗連の先輩から落語を教わるというのは信頼できない』という意志がひしひしと伝わってくる、心温まるエピソードである。 南山の落研と天狗連をかけもちする【二刀流】の彼。落研では勤勉亭桂馬と名乗り、部員たちからも一目置かれているとの事。天狗連の未来を担う若手としての期待も大きいが【プロの落語家】という、メジャーリーグに行ってしまわないかが気がかり。
長々亭 馬笑 ながながてい ばしょう  福々亭 のゝ字 ふくふくてい ののじ
毎年、見事な寄席踊りを披露し、踊りの達人である彼だが、踊りに負けず劣らず料理の腕前も一級品である。東京に遊びに行った天狗連メンバーは、彼の手料理の数々でのもてなしに舌鼓を打つ事しばしば。舞台では華麗に踊り、自宅ではカレーを作っている。 コロナで舞台から遠ざかる日々が続いたため、足腰の衰えを実感している彼女。そんな流れを払拭するため、今年は生演奏による踊りを披露しようと意気込む。「生演奏だったら皆そっち見てるから、足元フラついても判らないでしょう?」なかなかの策士である。
咲多家 つぼみ さきたや つぼみ 弾家 呈茶 はずみや てぃーちゃ
毎年陰マイクを担当し、なかなか表舞台に登場してこない印象の彼女だが、天狗連の忘年会などではコントや漫才も披露している。以前は小市民のコントにも出ていた事があるので出演をお願いすると、「またコントね」・・あの魅力的な声で軽くいなされた。 彼女がコントで演じる【姉様】は、もはや小市民名物と言っても過言ではない。姉御が出ない小市民は、パクチーを入れないトムヤンクンみたいなもの(何のこっちゃ?)「今年は姉御だけじゃなく、舞台で弾く三味線でも客席を魅了するからね」口三味線は絶好調だ。
夢見亭 鈴音 ゆめみてい すずね 白紅亭 和音 はっこうてい わいん
いつも公会堂のロビーで二胡による癒やしの演奏を聞かせ、その後、天狗連の落語で寝やすい雰囲気を作ってくれている彼女。今年はコント出演も辞退し、二胡の練習に余念がないとの事。一緒に演奏するメンバーたちとは、まさに【あうんの胡弓】である。 昨年の小市民は、共演者の体調不足により、出演するはずだったコントや漫才がことごとく中止になってしまい、彼女にとっては天中殺と暗剣殺が同時に来たような状況に。今年は新たな漫才コンビの誕生、乞うご期待!
池乃家 紅笛 いけのや ぐっぴー 望々亭 みるく もうもうてい みるく
長年、小市民寄席のメクリ嬢を務めてくれている彼女だが、苦労もあるようだ。「出演者は自分の出番が終わったらいいけど、私は唯一、最初から最後まで仕事があるのよ。寄席を支配しているようなものよ」彼女の本業は、某有名ホテルの【支配人】である。 「牛乳屋の娘として生まれながら、牛乳を飲んでも身長が伸びなかった」というのを高座での持ちネタにしている彼女だが、職場である【驚安の殿堂】でも高い棚に隠れてその姿が見えない。その特性を生かして【万引きGメン】への転職を考えているという噂が。
成田家 半玉 なりたや はんぎょく 弾家 うさぎ はずみや うさぎ
昨年、体調不良で小市民寄席を欠席せざるを得ない事態になった事を、当人は大変悔やんでいる。その理由を訪ねると「だって舞台でコントやってる私を見て、素敵な男性が見初めてくれるかもしれないでしょう?」これがコント活動、略して【コン活】である。 太神楽も何なくこなし、コント衣装の制作も手がけたりして、とにかく器用な事で知られる彼女。その遺伝子を如実に受け継ぐ娘さんが『天狗連に入会するのでは?』という噂が、もしもそうなれば持ち前の器用さで、すぐに【起用】される事間違いないだろう。
笑顔亭 ふりかけ  にっこりてい ふりかけ 愛知家 若芽 あいちや わかめ
コントではチャーミングな笑顔を客席にふりかける一方、昨年から二川の『商家駒屋』にて「駒屋寄席」の席亭を務めている。まさに【ふりかけ】が【メインディッシュ】に躍り出た瞬間である。後は飲み過ぎてイスから転げ落ちない事(実話)が肝要である。 昨年の小市民でコント初出演を果たし、着々と天狗連に沼る日々を送っている。様々な落語会にも積極的に足を運び、名古屋の【ソーネ落語会】の席亭も務め、元愛大落研の血は騒ぐばかり。「高座復帰ですか?ないですよ。ないです・・」満更でもなさそうだ。
飴家 きゃんでい あめや きゃんでい  
亡き父、何逸亭やん泥の意志を継いで、ついに天狗連入会を決断。かって小学生の頃、父と一緒に小市民の舞台に出た思い出を胸に、漫才やコントに挑む。天狗連メンバーの無駄に高い期待値に押し潰されそうになりながらも、爆笑遺伝子の継承者、ここに爆誕!